みなさんの中には、ブランド好きの人がたくさんいると思います。ブランドと一言に言ってもさまざまですよね。さまざまある中で『特にこのブランドが好き!』というブランドがあると思います。例えば、みなさんの中には『ルイ・ヴィトン』が好きという人も多いはず。そういった人は、実際にルイ・ヴィトンのバッグや財布などいろんなアイテムを持っていることでしょう。たくさんの人に人気の高いルイ・ヴィトンですが、悲しいことに偽物が出回っているという現実があります。今回は、購入する時、買取に出す時にタメになる『ルイ・ヴィトンの偽物を見極める方法』を紹介していきたいと思います。

シリアルナンバーの確認は忘れずに!

まず忘れずに確認してほしいのが『シリアルナンバー』です。ルイ・ヴィトンの製品には、基本的にギャランティーカードの変わりにシリアルナンバーが打たれています。このシリアルナンバーは、『アルファベット2文字』と『数字3~4桁』の組み合わせから成ります。最初に記されるアルファベット2文字は、製造工場を表したものになります。以下を参考にしてみてください。

・フランス:AN、AR、AS、AO、A1、A2、CT、MI、NO、RA、SL、SP、TH、SR、FL、MB、DU、BA、BJ、RI、VI

・アメリカ:FH、SD、OS

・スペイン:CA、LO、LB、LM

・ドイツ:LP

次にアルファベット2文字の後ろに記されている数字について。これは、製造年月を表したものです。ただここで覚えておいてほしいのが、製造年代によって表記方法が異なるということ。

1990年以前に製造された製品に関しては、『1983年3月製造』の場合『833』という表記になります。『1983年12月製造』の場合だと『8312』というわけですね。1990~2007年に製造された製品に関しては、少しややこしい表記になっています。例えば、『1997年3月製造』の場合『0937』となります。これは、1番目と3番目の数字が製造月を表しており、2番目の4番目の数字が製造年を表しています。2007年以降では、1番目と3番目の数字が製造週で2番目と4番目の数字が製造年を表しています。ですから『2009年11週目製造』であれば、『1019』という表記になります。

ちなみにこのシリアルナンバーですが、製品によって記されている場所が異なります。物によっては、少々わかりづらい場所に刻印されていることもあるので、隅々までチェックしてみましょう。バッグであれば、内側の留め金上部や内ポケットの中などに記されていることが多いです。製品によっては、どうしても見えない場所に記されていることもあります。ですから、わかる場所にシリアルナンバーがないからと言って、偽物だと決めないようにしましょう。

ロゴマークをしっかりチェック

もう1つぜひチェックしてみてほしいのが、ロゴマークです。正規品のロゴの刻印は、よっぽど古くなったものでもない限り、消えたり潰れたりすることはありません。そして『LOUIS VUITTON』の『O』の文字をよく見てみてください。これが、正円形ではなく楕円になっている場合は、偽物の可能性大です。

偽物によっては、ロゴを刻印ではなく印刷しているものもあるようです。そういったものの場合は、印刷のインクが滲み出てしまっていることがあります。

スナップボタン・縫製状態をチェック

ルイ・ヴィトンに使われているスナップボタンには、ある特徴があります。凸のボタンの先端部分が尖っているのです。(※型番が古いものは先端が丸くなっているものもあります。)この先端が丸くなっているスナップボタンに関しては、偽物の可能性が高いです。また偽物に関しては、スナップボタン自体の作りが貧弱になっています。

この他にも、縫い目が水平かつ垂直のもの、もしくは不均等になっているものも偽物の可能性が高いです。というのも正規のルイ・ヴィトンは、非常に縫製が綺麗です。縫い目が均等になっていることはもちろん、少し斜めに縫われているという特徴があります。

偽物を買わないように気をつけよう

ルイ・ヴィトンの偽物を買ってしまうと、本人としてはかなりテンションが下がってしまいますよね。安売りしていたとしても、それなりに高いお金を払って購入するわけですからお金がもったいないですし、何より持ち歩くことも嫌になりますよね。

それだけではなくいざ買取に出すとなった場合も、当然高価買取は期待することができないでしょう。ブランド品を高価買取してもらうためには、偽物を購入しないことは絶対です。ルイ・ヴィトンの製品を購入する場合は、ここで紹介したポイントを参考にしてみてください。一番確実なのは、信頼できる正規店などを利用することです。