みなさん『レアメタル』という言葉を聞いたことはありますか?何だかRPG感満載のこの言葉ですが、金属のある種類を指す総称なんですよ。中には、聞いたことはあるけど実際にどういったものなのか、買取できるのかなど知らないという人もいるはず。そこで今回は、このレアメタルについてお話していきたいと思います!
レアメタルって一体何なの?
レアメタルというのは、実は名前のままの意味で『希少価値の高い金属』のことを言います。レアメタルは、主に携帯電話や家電製品に使用されています。ここ最近では、レアメタルの価値やリサイクル方法などが話題として取り上げられることもしばしば。
日本国内におけるレアメタルの定義としては、まず量が少ないということ。そして取り出して利用できるようにするまでに大きな手間とコストがかかってしまう金属などのことをレアメタルとしています。
具体的には、コバルト、チタン、白金、希土類などがレアメタルとされています。この他にも30種類以上の金属が、経済産業省によりレアメタルに指定されています。希土類は、レアアースと言って17種類の元素のことを言います。
レアメタルの定義は、国によって異なります。ここで紹介したのは、あくまでも日本国内におけるレアメタルです。他国では、その種類や数に違いがあります。
レアメタルは買取できるの?
レアメタルは、投資商品としても大きな話題を呼んでいますね。そんなレアメタルは、中国がメイン産出国であることをご存知でしょうか。ですから、中国経済の影響を受けやすく、価格が安定していません。
日本においては、日中関係の影響も大きく受けることがあります。日本は、レアメタルを輸入に頼っていますので、供給量の目処が立ちにくいという不安点があります。ただその分、買取価格が大きく上がるなんてこともあります。
地金以外にも、使用しなくなった携帯電話やスマホ、パソコンなどの基盤を買取しているところもあるようです。これらの基盤にもレアメタルが使用されていることが多いからです。
レアメタルのリサイクルについて
最近、レアメタルのリサイクルや回収が注目を浴びているのをご存知ですか?先ほどの話を読んでもらえばわかると思いますが、日本においてはレアメタルの供給量が安定していません。そういったことからレアメタルのリサイクルや回収が注目されているのです。
実は、日本国内で廃棄されている電気製品などには、たくさんのレアメタルが含まれているそうです。そういったことから『都市鉱山』なんて言葉も生まれました。しかしレアメタルといえば、取り出して利用するのに手間とコストがかかる金属。回収してリサイクルするにしても大変ですし、安定した抽出量がなければ事業としても成り立たないでしょう。そのため、当初はそれほど注目されていませんでした。
ところが最近になって、各企業の研究やリサイクル技術の開発によって、レアメタルの回収も注目され始めたのです。レアメタルは、その種類によって買取価格などが大きく違ってきます。ですからどのレアメタルを選ぶかによって、得られる利益が異なってくるということです。
買取相場に関しては、常に変化しているので定期的にしっかりとチェックしておくことが大切です。またそれだけではなく、産業・エネルギー関連の経済ニュースなども常に見ておくことも忘れずに。そうすることでレアメタルの高額買取してもらうチャンスを掴むことができるはずです。
不要な電気製品や携帯電話などがあるという人は、一度買取業者に依頼してみてはいかがでしょうか?もちろんレアメタルとして買取してくれるところを探すことも忘れないようにしてくださいね。