今回は、結婚指輪に関するお話をしていきます!どういう内容かというと、ずばり『刻印入りの結婚指輪は買取してもらえるのか』という内容です!まぁ、あまり結婚指輪を売るということは考えたくありませんが、何かしらの事情があった時にそういうことになるかもしれません!そうでなくても、ちょっとした雑学程度に読んでもらえればなと思います。

結婚指輪の起源って知ってる?

今でこそ結婚するとなれば、結婚指輪をお互いの左手薬指にはめるのが当たり前ですよね。むしろ最近では、指輪の代わりに別のものを贈り合うという夫婦もいるとか。時代は移り変わっていくわけですが、そもそもの始まりっていつかご存知ですか?

この左手薬指にはめるという習慣が始まったのは、何と紀元前1世紀頃の古代ローマと言われています。ただこれはあくまで『左手薬指にはめる』という習慣の話。どういうことかというと、当時は、愛の証としてはめていたわけではないのです。

というのも、この頃の結婚というのは、『妻をお金で買う』のが一般的でした。ですから、指輪を贈ることで、『支払い済ませたよ~』という証拠としていたのです。それに当時は、花嫁ではなく花嫁の父親に渡していたと言われています。

同じ結婚指輪なのに、まったく意味合いが違いますよね。それから何世紀も時は流れ、現代の指輪交換の姿へと変わったのです。

結婚指輪には刻印を入れていますか?

さて、そろそろ本題に入っていきたいわけですが、みなさんは結婚指輪に刻印を入れていますか?結婚指輪でなくとも、カップルがはめるペアリングなどにも刻印を入れる人たちは多いですよね。

かくいう私も高校生の頃、アルバイトで頑張って貯めたなけなしのお金で当時付き合っていた彼女とのペアリングを買ったことがあります。やはり高校生の恋愛なんてものは、まさに『恋は盲目』と呼ぶにふさわしく、好きという気持ちだけで行動することが多いものですよね。二人のイニシャル、付き合った記念日……。指輪の内側に彫ってもらった経験がある人は、私以外にもたくさんいると思います。

もし何らかの理由で、結婚指輪を手放すことになった時、つまり買取に出さなくてはならなくなった時、刻印が入っていても買い取ってもらうことはできるのでしょうか!?

刻印が入っていても買い取って……

もらえます!結論から言えば、刻印が入っていても入っていなくても、買取をしてもらうことは可能なのです。中でもゴールドやプラチナというのは、重さで買取価格を決めるところが多いです。

ただオーダーメイドとか、全く知名度のないブランドだとやはり査定価格というのは、期待するほど良くはないこともあります。刻印のある指輪は、一度その刻印を消した上で再度指輪として販売されるケースがあります。とはいえ人気の高いブランドじゃないと難しいかもしれませんが……。

この刻印を消すという行為。言い換えれば、二人の思い出も消す……いや、間違えました。指輪そのものを削るということでもあります。削れば当然のことながら、指輪の厚みが薄くなってしまったり、強度が弱くなってしまったり、変形しやすくなってしまったりといったデメリットが出てきます。当然、内側を削るわけですからサイズも微妙に違ってきますよね。

刻印の入った指輪を買取に出すなら事前に下調べを

依頼するところによっては、やはり刻印を消すために工賃がかかる場合もあります。そもそも刻印を消すサービス自体を行っていないところもありますから、刻印の入っている指輪を買取に出す場合は、事前に買取査定を依頼するお店が対応しているかなどチェックすることが大切です。