別の特集記事でブランド品というのがなぜ高価であるのか?についてお話しさせていただきました。
簡単にまとめてしまえば、使用している素材や技術、1つの商品を作るのに各セクションのプロフェッショナルを数十人起用し、ブランドイメージ戦略である広告に数億規模ものお金をかけているからとお話ししました。

では、みなさんはブランド品を購入するときに100円均一で購入するような気分で購入しますか?
それは、違いますよね。

信じられないくらいの億万長者にでもなれば、そのような気分でのお買い物になるかもしれませんが、実際に社会人なりたての24歳前後の人であれば、月給20万~30万程度であり、そのお給料の中から分割で購入したり、貯金を切り崩して購入するなど一大決心で買う人もいらっしゃるでしょう。

高価なブランド品であるからこそ、自分の欲とお財布と相談しながら決めなければなりません。
やっとの思いで手にしたブランド品でも、数年間毎日飽きずに使用するという人はあまりいないですよね。

自分が買ったブランド品もニューモデルが発売され、新しいものが欲しいという欲求に駆られて古いものは押入れやタンス行きということも珍しくありませんよね。
どうせ使わないのであれば、売ってお金にして次のブランド品購入資金の足しにすれば良いと思いませんか?

売るタイミングさえバッチリであれば、定価の80%で買取してもらえるという話も耳にします。

では、ブランド買取専門店での買取価格というのはどのようにして決められているのか。
収入面で、まだまだ低収入だという人にとってはとても重要なポイントですね。

需要と供給のバランス

これは何を明示しているかと言うと、例えばあなたが夏物のブランド品を売ろうと考えています。
売るとするなら、春や夏場に売れば、ブランド買取店でもすぐ店頭に出して販売することが可能ですよね。
逆に、真冬にその品物を売ろうと考えているなら、誰がその商品を購入するでしょうか。
真冬に夏物を購入する人は、よっぽど珍しい方でない限り買うことはないでしょう。

これが、需要と供給のバランスです。
今必要なタイミングであれば、自然と買取価格は上がるものです。
中には、今話題となっているトレンド品であれば、付加価値となり買取価格にプラスされるでしょう。

それ以外に査定となる基準は、希少性・汚れ・傷などが挙げられます。
まったく同じブランド品でも、見た目はキレイで新品その物。はたまたもう1つの商品は傷や汚れが目立ち、店頭に並べるには気が引けるようなもの。

どちらが買取価格として高く査定されるでしょうか?
結果は一目瞭然ですよね。

ブランド品相場調査

ブランド買取業界では、日々ブランド品の相場調査をしています。
例えば、ネットオークションで入札されている金額やネットショップで販売されている最安値チェックをして相場を割り出したりしています。

ブランド買取店でも、得意なもの、不得意なものがあります。
ヴィトンの買取を専門に取り扱っているお店と、その他のブランド品や雑貨など多岐に渡るアイテムを取り扱っているお店であれば、専門的に買取をしているお店の方が高く買取してくれる場合があります。

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ブランド買取専門店であっても、査定額にはばらつきがあります。

高く買い取ってもらうためのユーザー側での努力(日々使用する上で、丁寧に大切に取り扱うこと)と、ブランド品買取店を1つだけではなく複数社に依頼して、高値で買い取ってくれるお店を調査するということ。

金や貴金属などを買取してもらう場合は、お店で買取相場を公表しているところなどが信頼できると言えますよ。