ブランド品と呼ばれるものは基本的に高価なものばかりですよね。
ヴィトンやシャネル、エルメス…と数多くのブランドメーカーが存在しますが、なぜ高価なのかを具体的に知っている人はあまり多くはないと思います。

何となく、名前が売れてるから名前=ブランドで高く売っていて、素材も少し良いものを使用しているんじゃないのか?と思う人が多いと思います。

ブランド品が高価な理由

それは「素材・技術・縫製・染色」そのすべてが一級品であるからです。
カバンや財布など製造する上でも、皮革素材を手に入れるため各地を巡り良いものを探し出してくる必要があるのです。
また、生産数が限定されているものは、大量生産ができないことから値段が高価なものになるというのは必然だと思います。
生産数が少ないものになってしまうものでいえば、オーストリッチやクロコダイルといった世界で希少性の高い素材が挙げられます。

数が少ないということは、その物の価値を上げる観点では絶対条件だと言えますね。

その他、技術面や染色、縫製も幾年にも及び研究を重ね技術を磨いてきたプロの職人たちが1つ1つ手作りで作っていきます。
ブランド品と一括りで言われる完成品では、それぞれのセクションにおいてプロフェッショナルがおり、染色、縫製、織りだけでも何人もの人が携わり、やっと完成した一級品ブランドとして我々の手元に届いているのです。

その手間や工数などを加味し、値段というのが決定されています。
職人たちが丹精込めて作ったブランド品。
オートクチュールになれば、1着のドレスを造るのに何十人規模の技術者が携わり、世界に1つだけのものを作るため、数百~数千万円というのが平均的な値段だと言われます。

ブランドメーカーとしてやること

ブランドメーカーとして名前を広めるためには、会社としてやることがたくさんあります。
それは、ブランドのイメージ戦略です。
メディアだけに限らず、幅広い広告に莫大な予算を投じて名前を売っていくのです。
例えば、シャネルなどであれば世界中のテレビ、雑誌といった媒体で宣伝、CMをしているため、広告費だけで数億円という規模なのです。

もし、あなたがブランドメーカーの社長であれば、数億ものお金をかけて広めたブランド品を、100円で売る気にはならないですよね。

数万~数千万円で売る価値があるものとして最大限の努力をし、それを一級品ブランドとして販売し回収する。
これをなくして経営は成り立ちませんよね。

かかったコストがブランド品に込められているため、しょっちゅう買うわけにもいかない値段で販売されるのです。
なかなか手に入れることができないという価値が、私たちのブランド意欲を高めていると言って良いでしょう。

だからこそ、ブランド買取専門店では一級品ブランドとして査定を行い、高額買取をしてくれているのです。
ブランド品も毎日使用していれば、自分の中でのプレミア感は薄れていくかもしれません。
ですが、使用しなくなったからといって押入れにしまってしまうのではなく、いつか高額買取してもらうために、大切に使用していくことが大切なのです。
その大切に使われているブランド品をプロの査定士は、少しでも高く買取するために日々自分の査定力を磨いているのです。

1つの傷や汚れだけで査定金額は下がってしまいます。
また、ブランド品を購入した時に一緒にある付属品。
箱や袋、ギャランティカード、保証書などで数万円も査定額に影響してきます。

あなたが持っている商品は、ブランド品です。

いつかお別れする日が来るかもしれない時まで、たくさんの人の想いが詰まった品を、大切に扱ってあげるようにしましょう。