2015年と言えば、映画イヤーとも言われた年で話題の作品がたくさん上映されましたね。そして2016年もいろんな映画が邦画・洋画問わず上映されています。中には、すでに大ヒットを記録した作品もあります。

そんな中、国内で今年一番の話題作と言われているのが、新海誠監督の『君の名は。』です。アニメーションでありながら、非常に綺麗な画。そしてストーリー性の高さ、エンターテイメント性などから、たくさんの人たちから「おもしろかった!」「もう1回観たい!」といった声が挙がっています。

今回は、『君の名は。』絡めたテーマになっていますので、まだ観ていない人やこれから観る人は、ネタバレの可能性もあるので観てから読み進めて頂ければと思います!

ここから下は『君の名は。』の話が出てきますので、慎重に!!

隕石って売ることはできるの?

映画『君の名は。』では、彗星に関することが物語中によく登場します。ティアマト彗星と呼ばれる彗星が、主人公の三葉と瀧の運命を大きく変えていきます。彗星といえば、私たちも年に数回観ることができる機会がありますよね。ハレー彗星などが有名だと思います。その彗星が割れて地上に落ちた塊のことを隕石なんて呼んだりしますが、この隕石、買取に出すことってできるのでしょうか?

答えとしては『できる』です。

ただ隕石かどうかを査定するためには、それなりの専門知識や経験が必要になってくるので、買取業者ならどこでも買取可能というわけではありません。また適当なところに出してしまうと、依頼側に知識がないと目をつけられてしまい、安い価格で買い取られてしまう可能性もあるので注意は必要ですよ。

オークションに出すこともできる

最近だと隕石をオークションに出して売ることもできるみたいです。オンラインオークションサービスを提供しているところってたくさんありますよね。例えば、ヤフオクなんかが有名どころです。

ただオークションの場合、どうしても『偽物なんじゃないの?』と思われてしまいがちです。きちんと本物であることを証明できる何かが必要になってくるでしょう。それなら、最初にもお話したように隕石の査定などを専門的に行なっている業者に持って行ったほうが正しい価値も知れて良いと思いますよ。

隕石の買取相場価格ってどれくらい?

『隕石を買取に出す』という機会は、人生の中でもそんなに多くないかもしれません。それでも、たまたまどこかで不思議な石を拾ったとか、近所に遠い昔隕石が落ちたとされる場所があるとか、そういったことがあれば可能性はゼロではありませんよね。何よりこういうロマンのある話をするのはとても楽しい!

じゃあもしどこかで隕石を拾ってそれを買取に出した時、一体どれくらいの価値(価格)が付けられるのでしょうか?

その答えは、やはり隕石によって異なります。サイズの大きさやどの星から落ちた隕石なのかがわかることなど、いろんな要素が関係してきます。かなり広義に捉えた『隕石』を買取に出す場合、一般的には100gあたり1万~10万円程度と言われています。

ロシアに落ちた隕石がすごい!?

2~3年程前にロシアのウラル地方で隕石の破片らしきものが落ちたというニュースがあったのをご存知でしょうか? この時インターネット上に出品された隕石は、何と1個50万ルーブル、つまり約150万円という価値が付けられたとか。

他にも希少性の高さから、1グラムあたり110万円という高額が付いたケースもあるみたいですよ。このように隕石というのはすべて『一点もの』なので買取価格を決める際のこれといった決め方がありません。

大きさや種類、希少性、来歴などいろんな要素が含まれて1つの価値が付けられます。隕石ハンターやマニア、コレクターには、かなり高額で買取してもらえるかもしれません。