気がつけばもうすぐ夏も終わりを迎えますね……。四季の中で夏が一番好きな筆者にとっては、何だか切ない気持ちでいっぱいです。小学生の頃から、8月31日が近づくと切なくなっていたものです。夏の夕方、雨上がり、ひぐらしの鳴き声……。もうすぐ涼しい夜風が吹くようになるのでしょうか?

なんて少し感傷に浸りながら始まった今回のコラム。8月最後を締めくくるテーマはこちら。『8月の誕生石』についてです。みなさんの中には、きっと8月生まれの人もいるかと思いますが、誕生石が一体何なのかご存知ですか?

8月の誕生石『ペリドット』について

1年の間には、1月から12月という月がありますよね。それぞれの月に設けられている12個のパワーストーンを誕生石なんて言います。その中で8月の誕生石は、『ペリドット』と呼ばれるものなんですよ。

誕生石には、それぞれ『宝石言葉』というものがあります。みなさん、花言葉って聞いたことがあると思います。それと同じで、宝石にもそれぞれいろんな意味が込められているんですよ。では、ペリドットの宝石言葉は一体なんでしょうか?

■ペリドットの宝石言葉
・運命の絆
・明るさ
・夫婦愛
・平和
・安心
・信じる心
・幸福
・和合

こんな感じで基本的には、良い意味が多いみたいですね! この意味を見ているとジューン・ブライドじゃなくてもオーガスト・ブライドでも良さそうですだと感じたのは私だけでしょうか?

ペリドットという宝石について知ろう

8月の誕生石ペリドットは、明るいグリーンの輝きを放つとても綺麗な宝石です。ライトグリーンに近い明るい色は、『オリーブグリーン』と呼ばれています。ちなみに和名では、『橄欖(かんらん)石』と呼ばれているんですよ。綺麗な黄緑色が、新緑のような色をしていることから、このような樹の名前が付けられたとか。

8月生まれの人であれば、自身の誕生石として馴染み深いかと思います。そんなペリドットも、ハワイではキラウエア火山の女神『ペレの涙』として神聖に扱われている宝石でもあるんですよ!

ペリドットが持つ特徴について

■結婚指輪として
オリーブグリーンという明るく鮮やかな輝きを放つペリドットは、華やかさもあり結婚指輪として使われることもあるようです。パートナーが8月生まれの場合は、ベタにダイヤモンドよりペリドットを贈るのも良いかもしれません。宝石言葉も素敵ですから、意味的にもぴったりですよね!

■アクセサリーとして
結婚指輪はもちろん、普段のアクセサリーとしてもおすすめのペリドット。ペリドットと一言に言っても、ものによってさまざまな色合いがあります。その中でも一段と淡い色合いのものは、『ミルキーペリドット』と呼ばれています。ピンク色の宝石と一緒に使われることが多いです。

リング以外にも、ペンダントやブレスレット、ピアスなどいろんなアクセサリーに使われる宝石です。

■夜にも光り輝く宝石
ペリドットのグリーンの輝きは、夜になってもその光を失いません。そのためローマでは、『イブニングエメラルド』と呼ばれることもあるようです。夜会などでは、よくアクセサリーとしてペリドットが身に付けられていたとか。海外セレブにも、ペリドットを愛用する人がたくさんいるみたいですよ!

■実は地球外の物体!?
ペリドットは、隕石と非常によく似た成分の鉱物だと言われています。また別のところでは、地球の地底火山の爆発によって生まれたとも言われています。つまり人工的には、決して生み出すことのできない天然宝石ということなんですね! 宇宙あるいは自然が生み出した鉱物……。それを聞くと何だかとても貴重でロマンのある宝石に感じてきますね!

ペリドットを身につけよう!

8月の誕生石ペリドットの魅力は、伝わったでしょうか? アクセサリーとしていろんな付け方ができますので、8月生まれの人はぜひ身につけてみてほしいところです!

ちなみに8月の誕生石は、ペリドット以外にもサードオニキスと呼ばれる宝石もあります。こちらも友愛や信頼を築く宝石として知られています。パートナーが互いに8月生まれの場合は、それぞれでペリドットとサードオニキスを身につけるのも良いかもしれませんね!