今回は、ターコイズという宝石にフォーカスをあててお話していきたいと思います!私たち人間というのは、日頃からおしゃれを楽しみながら生きていますよね。その中でアクセサリーやジュエリーを身につけることもあると思います。そういった装飾品には、いろんな宝石などがあしらわれているものが多いですね。その中で人気の高いものの1つが『ターコイズ』です。みなさんは、このターコイズがどのような石なのかご存知ですか?
ターコイズの特徴を知ろう!
みなさんがよく知るターコイズは、薄い水色や青色、青緑色をしたものだと思います。まるで南国の海のようなキレイな色をしています。そしてところどころに黒色や茶褐色の斑点模様や縞模様があるのが大きな特徴ですね。ちなみにこの模様のことを『マトリクス』と言います。なんだかかっこいい響きですね!
宝石という観点でいえば、マトリクスはあまり好まれませんが、ターコイズをコレクションしている人からすればこのマトリクスの形状が大きな魅力となっているようです。模様が、網目状になっているものや蜘蛛の巣状になっているものは、スパイダーウェブと呼ばれています。このスパイダーウェブは、ターコイズの中でも人気のある種類です。
産地によって異なるターコイズの質
先ほどお話したマトリクスがついたターコイズは、アメリカ産のものが特に人気が高いようです。またみなさんの中にもいるかもしれませんが、ネイティブ・アメリカンというイメージがありますよね!インディアンジュエリーにもターコイズはよく使われます。ただ近年では、少しずつ採掘量が減ってきているとか。
ターコイズの中で最も宝石質が高いと言われているのが、イラン産のもの。イラン産のターコイズは、マトリクスがあまり見られないのが特徴です。その上、色が濃くて他の産地で採れたものよりも硬度が高いそうです。
良質なターコイズって一体どれ?
ターコイズのアイテムを購入しようと思った時、結局どういったターコイズを選べば良いのでしょうか。それは、一人ひとりの趣味趣向によって異なるところがあります。例えば、マトリクスがあるものが良いのか、あまり見られないほうが良いのかということです。
そんなターコイズですが、一番美しいと言われる色があります。それは、ロビンエッグ・ブルーと言われる色調のことです。ロビンエッグ・ブルーは、こまどりの卵の青という意味があります。こまどりの卵は、非常にキレイな青色をしているんですよ。また昔から、欧州では高潔さのシンボルとも言われています。
みなさんもよく知るティファニーというジュエリーショップがありますよね。あのティファニーは、カンパニーカラーとして『ティファニーブルー』という色を掲げていますが、このブルーも実は、こまどりの卵の青色に由来していると言われています。
ちなみに最近パワーストーンショップなどに置かれているターコイズは、緑に近い色をしたものが主流となっています。これは、中国産ターコイズの特徴の1つとされていますよ。
いろんな意味が込められた石ターコイズ
ターコイズには、さまざまな意味合いが込められています。昔からネイティブ・アメリカンの部族やチベットでも神聖なものとして扱われてきました。また昔から隊商たちが旅のお守りとしてラクダや馬の首にかけていたことから旅の守護石としても知られています。
他にもターコイズは、出世の石や災難除けにも繋がると言われています。この他にもターコイズブルーが大空や水、草木などを連想させることから、ヒーリング効果もあると言われています。キレイな青色ですから、これからの夏の季節には身につけたいところですね!ちなみにターコイズは、夏っぽい見た目の割に12月の誕生石なので驚きですよね!