みなさんの中には、要らなくなったブランドバッグや腕時計、ジュエリーなどを持っているという人もいるのではないでしょうか。
ここでは、売る前にしておくべきことをお話していきたいと思います。
意外と大切なことでもあるので、ぜひ買取に出す際には参考にしてみてください。
品物を買取に出す前に必要なこと
使わなくなったブランドバッグ、クローゼットに眠っている服などは、捨てるよりも買取に出すほうが良いです。
理由は単純で、やっぱりお金として戻ってくるからです。
ただ捨てるよりは、買取に出して何かの資金にできたら良いですよね。
それに買取に出した品物は、また誰かの手へと渡っていきます。
必要としている人の手に渡れば、きっとその品物も本望でしょう。
基本的に、物は使われるためにこの世に誕生します。
ただクローゼットに眠らせておくよりも、買取に出して誰かに使ってもらったほうが良いに決まっています。
買取は、みんなハッピーになれる方法なのです。
しかし、売る側からすれば可能な限り高額で買い取ってほしいところ。
そのためにも売る前にいろんなことをしておくと良いです。
そこで必要になってくるのが、品物のお手入れや付属品のチェックなどになります。
ですがそれだけではなく、もっと大切なことがあります。
それは、その品物に対する思い出や未練をしっかりと断ち切っておくことです。
そうしないと後悔することになりますよ。
買取に出した品物は、簡単には戻ってきません。
後悔しないためにも、しっかりと品物に対する思い出・未練は断ち切りましょう。
物には思い出が詰まっている
物には、いろんな思い出が詰まっているものですよね。
みなさんが今持っている物の中にも、いろんな思い出が詰まっているかもしれません。
カバンの中に、お財布と鏡とコスメと夢と希望と思い出を詰め込んで今日も仕事に行ってきます。
きっとそんな女性もいると思います。
その品物を売る前に、一度手に入れた時のことを思い返してみてください。
きっと人それぞれ、さまざまな記憶が蘇ってくるはずです。
社会人になって初めての給料で買ったブランドバッグ。
大好きな彼氏が誕生日プレゼントとしてくれた腕時計。
成人式に両親が贈ってくれたネックレス。
こういった記憶や思い出があると、買取に出したあとに後悔してしまう可能性があります。
ですから売る前にしっかりと自分の気持ちに整理をつけて、後悔しないと言い聞かせた上で買取に出しましょう。
良い思い出か悪い思い出か
良い思い出なら買取に出そうか迷ってしまうこともあるでしょう。
しかし悪い思い出なら問題なく売ることができますよね。
「物に罪はない」とよく言いますが、近くにあると嫌な思い出が蘇ってきて耐えられないということもあると思います。
例えば、こういった経験はありませんか?
彼氏にブランドバッグをもらった。
その時は、すごく嬉しかった。
でも数カ月後、大げんかをして別れた。
愛用していたブランドバッグにも、憎悪を抱くようになった。
愛というのは、こわいものですよね。
愛と憎悪は、本当に紙一重だと思います。
少しの過ちが、愛ゆえに憎悪へと変わっていくのです。
そうなると、たとえ高級なブランドバッグでも捨ててやりたいという気持ちになるでしょう。
しかし、捨ててしまうのは何だかもったいないですよね。
それに人によって心のどこかでは、楽しかった頃の思い出が残っていて処分し切れないなんてこともあるかもしれません。
捨てるなら、やっぱり買取に出すのが良いと思います。
そしてたとえ悪い思い出であっても、売る前に自分の中の思い出を断ち切ることが大切です。
やっぱりそういう黒い気持ちというのは、物に移ってしまうかもしれません。
もし黒い気持ちを品物が纏ったまま、誰かの手に渡ったとしたら……。
その人はもう……大変です。
ちょっとオカルトチックな話になってしまいましたね。
基本的には、買取に出してしまえば案外気持ちもスッキリするものです。
未練や思い出を断ち切るために、買取という手段を取るという人も少なくありません。
では、名入りのペアリングなどは、買取に出せるのでしょうか?
名入りのペアリングは買取に出せる?
売る前にふと「イニシャルの入ったペアリングって買い取ってもらえるのかな?」と疑問を感じたことはありませんか?
もう別れてしばらく経つのに、いつまでも手元にあると未練があるみたいで嫌ですよね。
ちなみに私は、喧嘩別れをした時に勢い余って近くの池に投げ捨ててしまった思い出があります。
ですが、たとえイニシャルや刻印が入っていても買い取ってもらえることがあります。
今思えば、私も買取に出しておけばお金になったのに……とそっちの意味で後悔してしまいました。
ただ名入りのものを買取に出す場合は、依頼する買取業者選びも大切になってきます。
質屋や刻印入り可のお店を選ぼう
もし自分と元恋人とのイニシャルが入ったペアリングを買取に出したいのであれば、質屋や刻印入り可のお店を選ぶようにしましょう。
イニシャル以外にも「since 12.3.4」みたいな付き合った日にちを入れている人もいますよね。
質屋ならどんな刻印でも、基本的には問題なく買取してもらうことができます。
質屋では、○グラムいくらといったように重さで買取価格を決めています。
ですから刻印が入っていても、多少破損していても問題ありません。
ほかにも、貴金属や金・プラチナ買取を行っている買取業者であれば、同じように対応してくれるところもあります。
ただそのペアリングの素材が何かにもよります。
ペアリングの素材、重さによって買取価格は異なってきます。
買取に出して未練や思い出を断ち切り、過去の呪縛から解放されましょう。
売る前にお手入れも忘れずに
売る品物にもよりますが、事前にある程度お手入れをしておくと買取価格が上がることもあります。
思い出を断ち切る前に、気持ちを整理するという意味も込めてお手入れしてあげると良いですよ。
まず、外側部分についたほこりなどをしっかり取ってあげましょう。
取り方としては、コロコロなどを使って軽く取ってあげると良いです。
もちろん内側部分のほこりやゴミも、忘れずに取ります。
特に四隅には、ほこりやゴミが溜まりやすいです。
内側はコロコロでは取りづらいので、掃除機やガムテープを使いましょう。
軽く叩く感じで取ると良いです。
意外とニオイもついている
つい忘れてしまいがちですが、物にはニオイも染み付いていることがあります。
自分の家のニオイが染み付いていると気づきにくいですよね。
それに毎日使っていると慣れてしまうのでわからないこともあります。
ですが意外とニオイというのは、染み付いているものです。
売る前に消臭剤などと一緒に置いてニオイを取り除くようにしましょう。
また普段から風通しの良いところに置いておくなど、保管方法にも工夫が必要です。
付属品チェックもしておこう
売る前に、品物と一緒に付いていた付属品がないか確認しましょう。
付属品があるかないかで、買取金額は大きく違ってくるらしいですよ。
付属品というのは、例えば保証書や鑑定書などがあります。
あとは、購入時に付いていたタグ、保存箱、ケースといったものもそうです。
腕時計なら、ベルトコマも置いておくようにしましょう。
タグなどはつい捨ててしまいがちですが、しっかりと保管しておけば買取価格が上がるかもしれません。